木造住宅は、一般的に30年が寿命とされ、寿命を延ばす為に様々なリフォームを検討すると共に建て替え費用との比較を考えてしまいます。
又、RC造や鉄筋コンクリート造の一戸建ては、木造住宅に比べ37年と寿命が長いとされていますが、居住者のライフスタイルや家族構成などの変化により、住宅自体に問題がなくてもリフォームや建て替えを検討しています。
建て替えは、建築費用の他に解体費用や引越し費用及び仮住まい費用など雑多な費用が必要となる為に、建て替えを諦めてリフォームを行う施主が昔から多くいます。又、新築の注文住宅は間取りや建材及びデザインにも非常に凝る事が出来、施主の夢を実現出来ますが、既存の一戸建てのリフォームは、デザインや間取りなどで非常に大きな制限を受けてしまう事があるので、設計力とデザイン力及び施工能力を有するリフォーム業者を選ぶ必要があるだけでなく、コンプライアンスのしっかりしたリフォーム業者を選ぶ必要があります。
リフォーム業界は、テレビのリフォーム番組が人気を博している事もあり、他業種からの参入業者や既存の建築業者など熾烈な過当競争が繰り広げられ、相見積もりでは大幅な値引き合戦が繰り広げられています。その為、従来は建て替えや新築を進めるべき物件でもリフォーム契約を締結する業者や契約後及び工事中に高額な追加請求するなど悪徳業者も多く存在しており、各市町村の消費者センターには数多くのトラブルが報告されています。その為、施主達は相見積もりの金額だけで業者の良し悪し判断せず、業者の実績やポリシー、業者の経歴などもしっかりと考慮すべきです。特に広告を手配する事なく現場が絶えない業者は、施主の紹介で現場を繋いでいるとも言えるので、価格以上の品質のリフォームが期待出来ます。
又、1989年以前の住宅は断熱が義務化されていない為に、リフォーム業者に指摘され初めて気づく事が多く、リフォームの祭に断熱工事を行いリフォーム費用が思いの外高額になる事が多くあります。リフォームは、予算やリフォーム範囲をしっかりと決めておかないとリフォームは青天井の様にリフォームのも見積もり価格が上昇していきます。その為、リフォーム業者に見積もりを依頼する前に自分の家を自分なりにしっかりと把握しておく必要がります。
自分の家を把握する事で業者に誘導される事や主導権を業者に握られる事なく、リフォーム価格を安く抑える事が出来ます。