介護リフォームのポイント

介護は、長い年月を経て行われるものです。それだけに、いかに介護する側の負担を減らし、される側も不満やストレスをなくせるかということを、考えていかなければなりません。長年住み慣れた家で過ごすのが一番ですが、昔の住居には不便なところが多くあります。リフォームによってそれらを改善することが、よりよい介護へと繋がっていくのです。こうしたリフォームのポイントとしては、段差をなくしたり、スロープや手すりを設置するといった、いわゆるバリアフリー工事が基本です。それに加えて、和室を板張りの洋室へリフォームすることも、率先して行いたい項目です。畳の上で布団の寝起きをさせていると、足腰に負担がかかったり、体を起こしたときの転倒も気になります。その点、フローリングでベッドを設置すれば、それらの懸念が軽減できます。また、不意の失禁にも、拭き掃除が楽にでき、シミになることもないというメリットもあるのです。リフォームを行って、快適な介護生活を送りましょう。

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