三重県の住宅購入を検討するときにすぐ思いつくのが(1)新築注文住宅か(2)建売住宅か(3)中古住宅か、ということでしょう。それぞれメリット・デメリットはあるのですが、見落としがちな点も踏まえながら考えてみましょう。
一般的に初期費用面から一番不利となるのは(1)。まずもって土地が必要となりますし、自由な設計ができる反面コストがかかります。
それから順に(2)、(3)ということになります。
ここで(3)はかなり有利となるのですが、決して忘れてはいけないのが初期費用以外の費用です。経年劣化による基本的機能の改善に要するリフォーム費用、さらにその後実際に住んでみて必要になるものも出てくるでしょう。
住宅はやはり新築時にその家族の理想形でつくられていますので、必ずと言っていいほど何かしらの不満が出てきますし、新しいものほど使いやすさに関するノウハウも積み重なっています。
その点を考慮しても(1)と(2)に大差はないと思われがちですが、(1)は長く住む環境を選べる、家族環境の変化も想定しながら思い通りの設計ができる、などは長くメリットを享受できる性格のものでもありますし税制面での優遇も見逃せません。