断熱性のいい住宅とは

断熱性は、断熱力=断熱材の厚さ(m)÷使用している断熱材の熱伝導率(w/mk)=断熱抵抗で求められる数値が大きいほど断熱性能の良い家と定義され、室内外の温度差1度の場合に家屋全体から外部に漏出する熱量(ワット)を床面積(平方メートル)で割ったQ値(W/㎡・K)熱損出係数が小さい程断熱性能の良い家とされています。しかし、平成25年10月1日に施行されたエネルギーの使用の合理化に関する建築主等及び特定建築物の所有者の判断の基準によれば、経過措置期間の終了する平成27年4月1日からは注文住宅などの新築住宅において、建物内外の温度差が1度の場合に熱損失量の合計を外皮等の面積の合計で割ったUA値(W/㎡・K)が小さい程断熱性能の良い家と定義され、冷房期の家屋全体の日射熱取得率に面積と方位係数を乗じた総値を外皮等面積の合計で除したηA値が小さい程冷房効率が良いとされ、断熱性能が良い家とされます。又、床面積1平方m当たり何平方cm隙間があるかで示される相当隙間面積C値が小さい程気密性が高いとされ、隙間風などが吹かず家屋内から漏出する熱量が少なく、間接的に断熱性の良い家とも言えます。

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